鉄筋工事のグローバルスタンダード
鉄筋工事の安心を守るとともに、効率化・コスト削減・環境配慮に貢献します
2000年代に登場したDBヘッド定着工法は、高品質ながらも効率化・コスト削減・環境配慮を実現した新機械式定着工法として注目され、さまざまな施工現場に導入されています。安定した品質の製品を供給して施工現場の負荷を軽減するとともに、製造過程でのCO2削減によって地球環境にも貢献しています。
DBヘッド事業とは
自社施工はもちろん、総代理店としても幅広く展開
西部スチールは、従来の定着板とはまったく異なる新たな機械式定着工法「DBヘッド」の製造・販売を行う総代理店です。自社の鉄筋工事現場においてもDBヘッド定着工法を活用し、高品質な施工はもちろんのこと、コスト削減や環境への配慮にもつなげています。
DBヘッド定着工法とは
高いレベルの強度と施工時の負荷軽減を両立
DBヘッドは、主に建物の柱や梁を接合するために使われる製品です。近年は建物内の空間を広げることを目的に柱が小型化され、耐震強度などを高めるために鉄筋を曲げて接合するなど、複雑な施工が求められてきました。DBヘッド定着工法では鉄筋を加熱し、外こぶと内こぶによってリングを挟み込むことで鉄筋を曲げずに接合可能。施工時の負荷を大きく軽減するとともに、高いレベルの強度を実現しています。
DBヘッド定着工法のメリット
1.互換性
鉄筋工事会社ならではの視点で実現した互換性
鉄筋工事会社が発案・開発したDBヘッド定着工法は、国内のほとんどの材料メーカーに対応し、異形鉄筋やネジ鉄筋にも問題なく使えます。この画期的な互換性によって、近年の複雑化する設計ニーズに応え、さまざまな現場での活用が可能です。
2.信頼性
コンピュータ管理された製造工程による安定品質
DBヘッドの製造工程では、人間の手は一切加わりません。コンピュータ管理された装置によって製造しているため、規格通りの安定品質を約束できます。出荷前にはすべての製品に対して施工管理技術資格者によるゲージ検査・目視検査を行っています。また、工場内で組み立てるタイプの定着板なので、現場での作業コスト削減にもつながります。
3.環境性
現場でごみを出さず、製造時のCO2削減も実現
DBヘッド定着板は「地球に優しい製品開発」をテーマに、施工現場で一切ごみを出さない製品として誕生しました。また、製造装置に必要な加熱エネルギーについても研究を重ね、アセチレンガス仕様から天然ガス仕様への変更を実現。製造過程でのCO2削減につながっています。